カテゴリ:出産( 3 )

透明なゆりかご

友人に勧められて「透明なゆりかご」と言うドラマを見ています。
「コウノドリ」の様な産婦人科でのお話で
命や出産をテーマにしたドラマです。

どの回も心にとても重くのしかかるのですが
その中でも出産後命を落とすお母さんのお話はとても辛く
改めて子供を産むのは命がけなのだと思いました。

私が息子を緊急帝王切開で産んだ事は以前記事にも書いたのですが
普通に産む予定だった私に医師は
「お母さんが陣痛を感じている時に赤ちゃんの心拍が下がっているから」
と説明しました。
が、後に実は「胎盤剥離」だったと知らされました。
胎盤剥離とは胎盤が胎児出産前に子宮壁から剥がれる事で
赤ちゃんの脳に酸素が行かなくなったり母体が出血したり
大きな危険を伴います。

「帝王切開をします」と言われてから本当にあっという間にお腹を切られて
息子を取り出してくれました。
彼らの判断と行動はとても速く、主人が廊下で聞いた話によると
帝王切開の予定で2人待っていたのに私を1番優先にしての手術だったそうです。
(本人は相当にお気楽で、ツルっと産めたと思っていました)

日本ではどうかわかりませんがアメリカでは帝王切開にも立ち会うことができます。
一時期医師を目指していた主人は私がお腹を切られて息子が出て来て
お腹をチクチクと縫われるまでをずっと見ていたそうです。
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後でこうやって考えてみると息子が生まれて来たのも
私が無事に何事もなくこうして育児ができているのも
あの時のお医者さんの素早い判断のおかげでした。

透明なゆりかごを通して子供が生まれることや
生まれないこと生まないこと
息子が私のところに来てくれたこと
娘のこといろんな事を考えさせられています。



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by up-upnutella | 2018-09-18 14:48 | 出産 | Comments(0)

義母の話

思いがけず帝王切開の出産だったので病院での滞在が4日になりました
日本では産後ゆっくり入院できると聞きましたが
アメリカでは自然分娩でも数日で退院になります

息子は3週間早く産まれた事もあって小さめに産まれました
主人の手の中にすっぽり入る大きさで
でも産まれた時から筋肉も強く後に小児科の先生に99%の筋力と言ってもらう程で
少し黄疸が出ていたのを別にすればいたって健康で
おっぱいからしっかりミルクを飲んでくれました

私達は少数の友人にしか妊娠の事を話していませんでした
主人はきょうだい達にも「意見をされるのが嫌」と秘密にしていました
私がFacebookに出産した事を載せて驚いた友人や彼の家族からすぐ連絡が来ました
私達の心配をよそに皆とてもあたたかく
別にダウン症なんて何て事でもないと言う様に
息子の出産を祝ってくれました

彼には20歳年の離れた姉が3人いて
その中の1人が今は亡き義母の話しをしてくれました
彼女が主人を妊娠した時は40代
その当時の羊水検査は今よりもずっと流産の可能性が高かったそうです
医師が強く羊水検査を勧めると義母は
「どんな子供が産まれても私は育てるつもりだからそんな検査必要ない」と断ったそうです
義姉は「母が生きてたらあなた達の選んだ選択をとても誇りに思ったでしょう」と言ってくれました
その話しを聞いて私だけじゃなく
側にいた看護婦さんも一緒に泣きました


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by up-upnutella | 2015-04-23 06:07 | 出産 | Comments(0)

出産

妊娠37週目に入ったある日
夜中の1時頃お腹の痛みで目が覚めました
おかしいなと思いながらベッド脇にあったスマホで
痛みと痛みの間隔をはかり始めると10分
途中疲れて眠りに落ちたりしながら痛みをやり過ごし
3時半頃には5分間隔になったので
隣で寝ていた主人を起こしました

娘は丁度学校が一週間お休みだったので
彼女には何も言わずに寝かしたまま病院へ向かいました

車から降りて夜間入り口に歩いて行く途中も
痛みで歩けなくなるぐらいの陣痛が来ていました

チェックインを済ませ病院の服に着替えベッドに横になり
モニターを付けられ赤ちゃんの心臓の音が聞こえ始めました
痛みは5分間隔に来ていて破水もしていました
子宮口が6センチひらいた頃
私の陣痛が始まると赤ちゃんの心拍が弱くなり始めました
先生が入って来て「このまま自然分娩が出来るのを待っていると赤ちゃんが
もたないかもしれないので緊急帝王切開します」と私に言いました
せっかく逆子を治したのに〜!何て思いながら
心の準備もできないまま手術室へ
学生の頃医学を目指していた主人は私がお腹を切られるのを興味深そうに見て
「君のお腹の中まで見えるよ」何てジョークを飛ばしていました
私の胸の上には幕が張られ腰から下の麻酔なので痛みはありませんが
お腹の中から何かが引っぱり出される感覚があり
その後にとても元気な赤ちゃんの泣き声が部屋に響き渡りました
今までの道のりを思いそして無事元気に産まれて来てくれた事に涙が止まりませんでした
看護婦さんが赤ちゃんを綺麗にしてくれて私の胸の上に置いてくれると
そのとたん彼は私のほっぺたをぎゅ〜〜〜っと握ったのです
何て力強いんだろうと痛いけれど嬉しくてまた涙が出ました

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お腹の中にいる子がダウン症と告知された時
その子の事を想像してみようとしたけどうまくできなくて
どんな顔なんだろう
抱っこしたらどんな匂いがするんだろうってそんな
当たり前の事さえ想像できなくてとても辛かった

だけど産まれてみると、ちゃんとミルクの匂いがするんです
顔だっておじいちゃんに似てたり弟に似てるな〜って思ったり
あら、私に似てるのかしらと思ったり
ハーフだからやっぱり旦那?

ダウン症の子じゃなくて
私達の子
ミルクのあま〜い香りがする小猿
愛おしくて大切で
私の所に来てくれた運命の子なのです
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by up-upnutella | 2015-04-21 02:59 | 出産 | Comments(0)

アメリカ在住。妊娠13週でお腹の子がダウン症と診断された私の苦悩と希望に満ちた道のり


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