父親になる事

私が娘を妊娠した時結婚3年目でまだまだ子供なんていらないと思っていました。
学生結婚だったのでまだ若く、主人は25歳でパパとなりました。

私は陽性の検査薬を握りしめ1時間トイレに座り込み
一時間経ったら「よし!産もう!!」と腹をくくっていました。
でも彼は父親になるのに相当時間がかかりました。
はじめの頃はお腹の赤ちゃんの事もあまり話題に出せない雰囲気で
中々受け入れてくれない彼に私はいつも泣いていました。
娘が生まれてやっと初めて彼は父親になった気がします。
最初は「お金もないし今は無理なんじゃないか」なんて言われていて
あ〜これは一人で育てるしかないのかな〜と思い
両親にも「もしかすると実家に戻って子供を育てることになるかも」なんて言ってました。
結局生まれてみたら可愛くて仕方なくなったのですが、
受け入れるのにどれだけ時間がかかるんだって話ですよね〜。

そして今回17年経って再度父親になった彼ですが
今回は最初から私の妊娠を喜んでくれました。
羊水検査でダウン症がはっきりと分かってからは
「僕には障害児を育てられない。それは自分が一番よく分かっているから」と言っていました。
養子の選択があると分かってからは「大事に育ててくれる人がいたらそれがいいのではないか」と言って
中絶は反対だった様です。
養子縁組が中々決まらなかった時は、「僕らで育てる選択もあるじゃないか」と言って
私をびっくりさせる様にまでなりました。
男の人ってお腹に赤ちゃんがいる女性とは違って親になる実感が湧くのに
時間がかかるのかなあと思います。
ましてやダウン症の赤ちゃんとなれば色んな先入観が先に立って受け入れるのにも時間がかかるのでしょう。
育てると決めてからの彼は本当に潔く息子のことをとても可愛がっています。
そこは産後くよくよしていた私とは正反対でした。
そんな姿を見て私も勇気付けられたものです。

本当に彼の息子の可愛がり方お見せしたいぐらいで、
あんなに「無理」と言っていた人がこうも変わるものかと内心苦笑いしています。
きっと息子が生まれることによって彼はちょっとだけ大人の男性になれたのでしょうね。苦笑



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by up-upnutella | 2016-11-28 15:35 | 気持ち | Comments(0)

アメリカ在住。妊娠13週でお腹の子がダウン症と診断された私の苦悩と希望に満ちた道のり


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