ダウン症と言うか言わないかの選択

息子がダウン症と言う事を友人に告白するのは時にとても勇気がいります
どんなタイミングで誰に言うべきか迷う事もよくあります

アメリカに来た当時から仲良くしている友人がいて
彼女には何故か妊娠、出産した事も言えないでいました
そして最近どうしても会う機会があり思い切って全て打ち明けました
どうやら出産した事は誰かに噂で聞いたらしく
「ダウン症だったの」と言うと彼女の一言目は「I am sorry」でした
出産おめでとう!でもよく頑張ったねでもなく
「私が貴女の立場だったらどうしたか分からないわ」と言われ
私はとても後味の悪い思いをして帰って来ました
多分彼女は現実的にとても大変なんだろうと思ったのだと思います
ダウン症の情報が無いそしてそんな告白にどう返答していいのか分からなかったのかもしれません

そんな時別の友人が「君の赤ちゃんにいつ会わせてくれるの?」と言うのでランチをする機会がありました
彼は息子を見て可愛いととても喜んでくれました
ランチを食べ始めて暫くして思い切って「実は息子はダウン症なの」と告白しました
彼はとても驚いてでもすぐに私の手を何度も握って
「君たちの選択をとても誇りに思う」と言ってくれました

子供達にミュージカルシアターを教える仕事をする彼のクラスには
スペシャルニーズの子供達もいるのだそうです
「君の赤ちゃんが大きくなる頃には世の中がきっと変わってる筈
彼が何でもできて夢を叶えられる未来が待っていると思うよ
実際そんな風に段々と変わって来てるしね」そう言ってくれました

最近やっとアメリカのどの州でも同性同士の結婚が合法になったばかり
自由の国なのに2015年になってやっとです

「僕はゲイでマイノリティーだけど、いつも誰にその事を話して誰に話さないかとても迷うんだ
だからダウン症の事が中々言い出せない君の気持ちはとてもよくわかるよ
でも言う必要はないし言わなくちゃってプレッシャーを感じる事もない
だって彼は君の赤ちゃんで息子その説明で十分じゃない?」そう言ってくれたのです

ゲイとして差別を感じて来た彼だから言える言葉だったのかもしれません
誰に対してもバリアフリーの心を持ちたい
息子を産んでから前よりもいっそう強くそう思う様になりました


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by up-upnutella | 2015-07-28 16:17 | 気持ち | Comments(0)

アメリカ在住。妊娠13週でお腹の子がダウン症と診断された私の苦悩と希望に満ちた道のり


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