養子に出す選択

3人目の女性は産んだけれど養子に出した女性
彼女は少し遠くに住んでいるので電話でお話しを聞きました

40代で初めてできた子供がダウン症と診断された彼女は
おじさんがダウン症で子供の頃から見て来ているので育てるのは絶対に無理と思い
宗教上中絶はできないので養子に出す事を選択したそうです
旦那様は最後まで養子に出したくないと言ったけれど
彼女の意思は固く養子家族を紹介してくれる団体から数家族紹介してもらい
その中から家族を選んだそうです

養子に出す事を想像したとき、考えるのは自分の子供を他人に渡して
がらんとした家に帰るのってどんな気持ちなんだろうと言う事
産んで赤ちゃんを渡す時の気持ちはどうだったのか
辛いはずだけどそれをどう乗り越えたのかと聞くと
彼女は暫く言葉を失い電話口で泣き始めました
9ヶ月お腹にいて痛い思いをして産んだ子供を
他人に連れて行かれるんだもの辛くない訳がありません

どんな問題を抱えていても自分の子供なのです

養子家族は彼女が分娩室にいる間部屋の外で待っていて
産まれて綺麗にしてもらった後赤ちゃんを手渡したそうです
赤ちゃんを抱いてとても嬉しそうに幸せそうな養子家族のご夫婦を見たら
何だか安心して手放す気持ちにもなれたと言う彼女
その赤ちゃんは今や大きく成長して牧場を経営する家族の一員として
幸せに暮らしているそうです

その後子供に恵まれ幸せに暮らしているけれど
彼の事は思い出すし心配していると言う彼女
やっぱり養子に出すのも辛い選択なのだと思ったのでした

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お話を伺うときお母さんが泣き出すと私も同じ様に泣いてしまい
その後は本当に心も体も疲れました
右を見ても左を見てもどの方向を見ても辛くて
安らぎはなく、本当にあの頃に一生分の涙を流しました
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by up-upnutella | 2015-04-15 02:02 | 出会った家族 | Comments(0)

アメリカ在住。妊娠13週でお腹の子がダウン症と診断された私の苦悩と希望に満ちた道のり


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